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FASHION FRONTIER PROGRAM 2026 – 中間審査を実施しました

FASHION FRONTIER PROGRAM 2026 - 中間審査を実施しました

2026年9月12日(土)、MoN Takanawaにて、FASHION FRONTIER PROGRAM 2026の中間審査を実施しました。

8月のプログラム開始から約1か月半。

国内外から集まった16名のセミファイナリストは、ファッション、アート、環境、文化、社会など、異なる領域で活動する講師による講義や、パートナー企業との取り組み、審査員からのフィードバックを通して、それぞれが向き合う「社会への問い」を深めてきました。

今回の中間審査では、そのプロセスを経て変化してきた問いと、それをどのような作品として形にしていくのかを、一人ひとりがプレゼンテーションしました。

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16名、それぞれの問いから生まれたプレゼンテーション

当日は、会場とオンラインをつなぎ、16名のセミファイナリストが順番に発表。

自動車産業から生まれる使用済みシートベルトを新たなテキスタイルへと変える試み、自然の予測できない変化を衣服へ取り込む実験、目に見えない労働や時間の蓄積を可視化する服、身体をめぐる既存の美の基準への問い、3Dプリンターを用いたオープンソースのものづくりなど、それぞれ異なる視点からファッションの可能性が提示されました。

また、東アフリカの文化的なヘリテージ、パタゴニアの土地や記憶、アルゼンチンの川と皮革産業、日本の「もののあはれ」や伝統的なものづくりなど、自らのルーツや暮らす土地に向き合いながら、個人的な経験をより大きな社会や環境の問いへと接続していく発表も多く見られました。

セミファイナリストたちが提示したのは、完成した作品ではありません。

リサーチや素材実験、サンプル、映像などを通して、「なぜこの素材なのか」「なぜファッションで表現するのか」「誰に、何を問いかけたいのか」を、自分自身に問い直しながら進んでいる現在地です。

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審査員との対話から、問いをさらに深く

各プレゼンテーションの後には、審査員との質疑応答が行われました。

素材やシルエット、技術といった具体的な表現方法だけでなく、文化を現代に継承することの意味、自然との関係、身体と美の基準、デザイナーと社会との関係など、プロジェクトの根底にある考えにまで踏み込んだ問いが投げかけられました。

「その素材でなければならない理由は何か」
「作品を通して、社会に何を伝えたいのか」
「自分自身の経験と、社会の課題はどのようにつながっているのか」

審査員からの問いに答える過程そのものが、セミファイナリストにとって、自らの考えをもう一度見つめ直す時間となりました。

中には、その場ですぐには答えを出せない問いもあります。

しかしFFPでは、答えがすでにあることだけを求めているわけではありません。問いを持ち続け、異なる視点との対話を重ねながら、自分なりの表現へと変えていくことも、このプログラムの大切なプロセスの一つです。

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8名のファイナリストが決定

16名によるプレゼンテーション終了後、審査員による審議が行われ、FASHION FRONTIER PROGRAM 2026のファイナリスト8名が決定しました。

成田 英至 / Eiji Narita
髙平 ふみ / Fumi Takahira
片岡 弘生 / Hiroki Kataoka
Jesica Noemi Pullo
礒元 アリシア茉彩 / Maya Alicia Isomoto
Natalie Hutterer
Quoï Alexander
佐野 結翔 / Yuito Sano

 

審査後、審査員を代表して中里唯馬氏から総評が送られました。

今回の審議では、それぞれの哲学やビジョン、そしてそれをファッションを通して社会へ伝えようとする姿勢とともに、「AIの時代において、創造性やファッション、手仕事とは何か」というテーマにまで議論が広がったことが語られました。

同時に、今回の審査結果は絶対的な評価ではなく、選出されなかった8名に対しても、それぞれが持つ問いと創作をこれからも続けてほしいというメッセージが伝えられました。

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問いを、作品へ

選出された8名は、12月12日(土)の最終審査・授賞式に向け、本格的な作品制作へと進みます。

これまで言葉やリサーチ、素材実験、サンプルとして積み重ねてきたそれぞれの問いが、ここから一つの作品へと形を変えていきます。

中間審査は、ひとつの答えを出すための場ではなく、これまで考えてきたことを社会に向けて提示し、他者からの問いを受け取り、もう一度自分の問いへと戻っていく場でもありました。

12月、それぞれの問いは、どのようなファッションとして私たちの前に現れるのでしょうか。

8名のファイナリストがこれから約3か月をかけて向き合う、作品制作のプロセスにもぜひご注目ください。

最終審査・授賞式は、2026年12月12日(土)、MoN Takanawaにて開催し、一般公開を予定しています。

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パートナー企業:株式会社ゴールドウイン、セイコーエプソン株式会社、株式会社 大丸松坂屋百貨店、YKK株式会社

連携機関 / Collaborating Institution:MoN Takanawa: The Museum of Narratives

後援:環境省

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