ソーシャルレスポンシビリティについて考え、美しさを体現し、評価される機会の提供。独自の視点と多様なバックグラウンドを持つ審査員とのインタラクションを通してこれからのファッションのあり方を考えます。
この状況に立ち向かう、勇気と志を持った未来の
ファッションデザイナーを発掘し、称え、
そして育みます。
良くも悪くも活かせるその力で、私たちはどのような現実をつくり出していけるでしょうか。
気候危機、パンデミック、戦争という現実を前に、ファッションが成せることはなんでしょうか。
本プログラムは、勇気と志を持った未来のファッションデザイナーを発掘し、称え、そして育む事が、ファッション業界だけでなく社会全体が良い方向へ変化していく原動力となると考え、2021年に創設されました。
年齢を問わず、ファッションデザイナーとして新たな一歩を踏み出したい方を募集します。
ファイナリストに選ばれた方には、ソーシャルレスポンシビリティ(社会的責任)とクリエイティビティ(創造性)を併せ持つ衣服のデザインを具現化していただき、様々なジャンルのサポーターやアドバイザーからの学びの機会や、技術サポート、そして、作品発表の機会を提供していきます。
人類は衣服を創り、纏うことで様々な発展を遂げてきました。
衣食住のうち、衣だけは、人類だけが持つものなのです。
だからこそ、衣服のこれからを考えることは、人類のこれからを考えることと等しいのです。
FASHION FRONTIER PROGRAMは、共に考え、共に未来を創っていく同志を募集します。
発起人 ファッションデザイナー 中里唯馬
様々なジャンルのサポーターやアドバイザーから学びの機会や、制作に必要な素材や技術者からの補助やアドバイス、さらには作品発表の機会とメディアでの発信など幅広いサポートをファイナリストに提供することで、才能を育んでいきます。
年齢・職業・経験値は問わず、ファッションデザイナーとして新たな一歩を踏み出したい方に光が当たる機会を生み出します。また国内のファッションに関する教育機関、高等学校などから才能ある人材を発掘します。
クリエイティビティ、ソーシャルレスポンシビリティへの意識、プレゼンテーション能力、ビジネススキルなど、デザイナーとして活躍するための素質を持ったファイナリストと企業、ファイナリスト同士など、新たな出会いが生まれる場となります。
選ばれた8名のファイナリストは、任意でラボに参加することができます。ラボはプログラムと並行して行われ、様々なプロジェクトが継続的な学びの場となり、アイディアを発展させていくことができます。
※東京都内にお集まり頂く必要があるプログラム実施の際、遠方にお住まいの方には交通費を一部支給予定です。
受賞者の特典
・翌年度のインキュベーションに参加することができます
・翌年度の受賞者発表のイベントにて作品を発表することができます
年齢・職業・経験値は問いません。
1. こちらから応募要項・応募マニュアルをご確認ください。
2. 応募ボタン「ENTRY」から、フォームへアクセスしてください。
3. 以下の必要事項を入れた応募書類をフォームから提出してください。(2024年6月20日締切)
・エントリーシート
・過去の作品や実績
・企画書 or デザイン画
※応募にはGmailアカウントが必要です。アカウントがない方は事前に作成ください。
ご質問・問合わせ先:info@ffp-contact.com
透明性の担保
- トレーサビリティー(追跡可能性)
- トランスペアレンシー(情報開示)
多様性・包摂への視点
- ジェンダー
- サイズ展開と表記
- ユニバーサル設計
自然環境への配慮
- 水資源
- 化学物質の管理
- カーボンフットプリント
- エネルギー調達
- ゼロウェイスト
- 生分解性
- 生物多様性
循環型システムへの視点
- リペア
- アップサイクル
- オープンループリサイクル
- クローズドループリサイクル
労働環境への配慮
- 労働者の権利
- 児童労働・強制労働の撤廃
動物福祉への配慮
- 動物虐待
- 飼育環境
創造性の観点
- 美しさを定義できているか
- 過去に無い新しさか
- 唯一無二であるか
- タイムレスなデザインか
応募方法は?
応募条件は何ですか?
応募できない対象者はいますか?
応募に費用はかかりますか?
複数エントリできますか?
寒川 裕人
栗野 宏文
五箇 公一
サラ・ソッザーニ・マイノ
中里 唯馬
ナニーヌ・リニング
渡辺 三津子
※審査員は随時更新して参ります。
アン・マクリース
- ファッションデザイナー
- 「衣類廃棄の現場から服づくりを考える」
小川 秀明
- アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ共同代表
- 「アーティスティックジャーナリズムの観点から考えるファッション」
中野 香織
- 服飾史家/作家
- 「新しい時代のラグジュアリーとは」
※専門家・メンターは随時更新して参ります。