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FASHION FRONTIER PROGRAM 2024 ファイナリストのご紹介

FASHION FRONTIER PROGRAM 2024 ファイナリストのご紹介

FASHION FRONTIER PROGRAM 2024 ファイナリスト8名が決定

 

中間審査では、17名のセミファイナリストよりプレゼンテーションでそれぞれの想いをぶつけていただきました。
一次審査と同じく白熱した議論を経て、2024年度のファイナリストに選出されたのは、こちらの8名です。

Hakizimana Singizwa Bertrand / 富山 聖 / 中川琉那 / 鈴木 舞 / 須田 美咲 / 村田 充生 / Sandra Jao / 岩井 巽 (ABC順)

 

ファイナリストのご紹介

各ファイナリストのイラスト風ポートレートと併せて、「講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと」や、「最終作品に向けての意気込み」をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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⚫︎講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと / 最終作品に向けての意気込み:

これまでの講義を通して、私はデザインへのアプローチに大きな変化を経験しました。特にTara氏の「サーキュラリティ(循環性)」に関する講義は目からウロコで、「メイク・トゥ・リメイク」のコンセプトを作品に取り入れるきっかけとなりました。縫い目を最小限にすることで、衣服をより簡単に分解できるようにし、将来の再利用のために幅と長さを確保しました。

中里唯馬さんからのフィードバックからも大きな影響を与えました。彼は、アップサイクリングに頼るだけでは不十分で、それ自体が完全に新しいものではないと強調しました。その代わりに、より個人的なつながりを加えることで、作品をより魅力的にするよう挑戦を与えてくれました。このアドバイスにより、ムクバル族の伝統を自分のアヴァンギャルドなファッションのデザイン原則と統合し、このプロジェクトが単に本物であるだけでなく、私自身を独自に反映するものにすることができました。

その結果、私の作品は単なるアップサイクルを超えたものとなりました。ムクバルの文化的な豊かさを引き出し、それを私のアヴァンギャルドなビジョンに合わせることで、私は新鮮で、個人的で、革新的だと感じられるものを作り上げることができました。最終的な作品に対する熱意は高まるばかりで、今では自分のスタイルとファッションにおいて自分が支持する価値観の正真正銘の表現だと思えるようになりました。

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⚫︎講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと / 最終作品に向けての意気込み : 

今回の継続的な講義で自分のコンセプト以上にアイデンティティの追求や自分が何故衣服という媒体で表さなければならないのか、(講義0で唯馬さんが仰られた”私とは何か”)と自分自身の理解と社会的に発信する為に必要な考え方など、応募以前の私と比べると、180度近く考え方が変わって行きました。今回、ファイナリストに進出しこれからも自分自身のアイデンティティを追求し、求められる物に応えることや、衣服を通して社会に声をあげれる存在となるモノづくりを行って行きたいです。

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⚫︎講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと / 最終作品に向けての意気込み

FFPを通じて、ポストラグジュアリー論や持続可能なファッションの新しい潮流に触れ、バージン素材の使用縮小やサーキュラーエコノミーに基づく循環型ビジネスモデルの重要性、それをデザインするデザイナーの責任を目の当たりにしました。特に、持続可能性を追求する上で、天然資源に依存することなく、新たな循環を作り出すことやリサイクルを前提としたモノマテリアルの概念など、重要なコンセプトを学びました。

今回の私のプロジェクトでは、近年の研究によって発見された、プラスチックを生分解するワックスワームという””存在””が私たちに投げかけているメッセージは何なのか、問いかけているものは何なのか。
ファッションが持つ価値を保ちながら、自然との共生を考え、持続可能な未来を切り開く創作の可能性を、鑑賞者や着用者、他のデザイナーやFFPの皆様と共に考えていく制作にしていきたいと思います。

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⚫︎講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと / 最終作品に向けての意気込み : 

FFPを通じて、「サステイナビリティ」に向き合う機会が多くありました。その中で私が改めて向き合いたいと感じたのは伝統産業のサステイナビリティです。 素材やものづくりのプロセスにおけるサステイナビリティに向き合うのは当たり前。その上で中間審査の時に、「組子以外はやらないの?」というご質問をいただいて思い出しました。何度もこの問いに向き合ったことを。アイデアは毎日滝のように湧き出てくる。そんな私は新しい技術に飛びつきたくなる。だけど、職人さんに出会ってから4年「組子」という技術にしがみついてきた理由のひとつに、技術がいつなくなってもおかしくない状況を目の当たりにして、寂しさを感じたからです。今後長期的にこの技術を活かしたものづくりをするには、産業の仕組みに目を向ける必要がある。1人のデザイナーができることは小さいけれど、日本の繊細で奥深い技術や感性の美しさを繋ぐヒントを本プログラムでも探りたいです。

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⚫︎講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと / 最終作品に向けての意気込み : 

講義を通して多様な観点からのファッションについて学ぶことができました。
また、他のセミファイナリストの方々と対話する中で、自分にはなかった価値観を知り、こうであるべきといった考えから飛び出した発想に出会うことができたと感じています。
最終作品では、この3ヶ月間で吸収させていただいたものを自分のアイデアと組み合わせ、力強い作品を生み出したいと思います。

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⚫︎講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと / 最終作品に向けての意気込み : 

様々な視点を持つことで視野が拡がるとだけ考えていた私は、このプログラムに参加させていただき、多角的な視点から学ぶことは、ひとつの大切な何かを見つめていくことでもあると気付きました。私にとって、それが「ファッション=農」です。
もったいないという価値観は「まだ生まれ変われる」という意味を持ち、即ち「生かす」ことに繋がる心の豊かさです。百姓が持っていた「ものを慈しみ、素材を生かし続ける」という価値観を、デザインというシステムに編み込み、着る人が豊かになれる服をつくります。
ファッションを取り巻く課題だらけの現状に直面したときには思考が竦んでしまいがちです。しかし、ファッションの力を信じて真摯に向き合うからこそ、作り手として成せることがあります。
どんな未来を周りの人々と共に織り上げていけるか想像しながら、私のファッションデザインが新しい「人の在り方」となるよう、引き続き「からだ」を動かしていきます!

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⚫︎講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと / 最終作品に向けての意気込み : 

FFPに参加した当初の目的は、フィリピンの文化に対する認識を高め、持続可能なテキスタイルにスポットを当てることでした。しかし、講義を通して、このプラットフォームが私の当初の意図をはるかに超えた意義ある変化をもたらす可能性があることに気づきました。アーティスティック・ジャーナリズムの講義では、ストーリーテリングの力に気づかされました。自分の作品を単に披露するだけでなく、このプロジェクトを形作ってきたフィリピンの熟練した職人や織工たちの声を届けることを決意しました。デザインと共に短編ドキュメンタリーを制作し、彼らの物語を彼ら自身の言葉で世界に伝えることで、職人たちを擁護することを目指しています。

さらに、ラグジュアリーと持続可能性についての講義を受けて、ラグジュアリーの本当の意味について、私の視点が変わりました。私は、廃材や自然の副産物を使って、美しいだけでなく価値のあるものを作ることで、この概念の限界に挑戦することを約束します。この過程で私は、持続可能性は制限ではなく、むしろ革新と創造性のための促進剤であるという信念を強くしました。私の最終作品を通して、ファッションの未来は伝統、創意工夫、現代性の融合にあり、「原始的」と思われるものが現代ファッションの基準を再定義する可能性があることを証明したいと考えています。

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⚫︎講義を通して心境の変化や作品に落とし込もうと思ったこと / 最終作品に向けての意気込み : 

ハイファッションは大衆に理解されづらいものとされてきた歴史の中で、近年生まれた環境配慮型素材やプロセスは、言葉では語れないファッションの魅力に説明的な要素を与えすぎてしまったのではないかということが私の疑問でした。しかし、FFPでは環境配慮と服としての美しさの両立、先端技術と伝統の両立、デザイン視点とアート視点の両立のように、単に説明的なだけではない評価軸が強く求められていると感じました。サステナブルやSDGsというワードによってともすれば味気なくなってしまう現代のものづくりにおいて、どうすれば人に感動を与えることができるかと考えさせられました。私が取り組むプロジェクトも廃棄される素材のアップサイクル的な側面を見られることが多いのですが、その奥にある自然への畏敬の念や、美しさとして自分が惹かれている日本的価値観を大事にしながらアウトプットをしていきたいです。

ファイナリストは、12月の最終審査に向けて作品制作に入っていきます。
これまで、自分の中にあった基準を何度も壊し、作り直し、考え抜いてきた伝えたい想いを、それぞれがどのように表現していくのでしょうか。
“作品”とは、ただ服を作るだけに留まらず、着用者がどう感じるのか、モデルやポージングなどを含めてどうみせるのかも求められます。
作品撮影では、その全てが詰まっていますので、ぜひ楽しみにしていてください!

 

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