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講師/テーマ
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講師:田端 竜也 氏(株式会社大丸松坂屋百貨店 経営戦略本部 DX推進部 部長 アナザーアドレス事業責任者)
テーマ:「ファッション流通から取り組む、サーキュラービジネスモデル AnotherADdress」
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講師プロフィール
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2011年に大手百貨店の大丸松坂屋百貨店(J.フロント リテイリング)に入社。
大丸札幌店でソムリエとして売り場運営に従事した後、14年よりJ.フロント リテイリングの新規事業開発室へ。以降、一貫してITを活用した小売の新規事業案件に携わる。2018年には米国駐在としてスタートアップの投資を担当し、帰国後社内ベンチャーとしてアナザーアドレスを立ち上げ、責任者として事業を推進している。また、在職中に日本にてMBA、海外にてMOTを取得。
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講義概要
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大丸、松坂屋、PARCO、GINZA SIX、400年以上前から多くの人にファッションを届けてきた企業として、これからの時代に、どのように人々にファッションを届けていくのか。その一つの方法として、大丸松坂屋百貨店が取り組むサブスクリプションサービス「AnotherADdress」についてお話しいただきました。300を超える国内外のデザイナーズブランドからレンタルすることができる仕組みを構築することで、衣服を使い捨てず複数人でシェアしながら長く楽しむこと、また、購入するとなるとためらってしまうような挑戦的なデザインの服を試すことができるため、新しいファッションの楽しみ方をエンパワメントすることにつながります。ファッションの流通のあり方を見つめ直し、新たな可能性を感じる講義でした。
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学びとなったポイント
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受講したセミファイナリストと昨年の受賞者の学びとなったポイントの一部をご紹介します。
循環型ビジネスモデルについて学ぶことで、これまで着目していたポイントとは別の視点を得られたという方や、ビジネスの世界で必要な知識を得ることができたという参加者が目立ちました。
具体的に、「現在はファッションの自由度、選択肢が増えた分消費度も同じように増えている」と感じるなかで、AnotherADdressのビジネスは、「ひとつの服を新しいカタチで時代に適応させていくのは循環させるという意味でも、一つのものを変化させるという意味でもファッションの面白いところ」であると感じたそうです。「今までは環境問題の改善を考えた時に素材など、作る前の過程ばかり着目していたが、作った後や購入していただいた商品をどうするのか」という視点にも気づくことができたと言います。
その他にも、「現代社会では服に払う対価が低くなっており、これからファッションというビジネスを続けていくにあたり新しい形が必要なこと」に気付きを得た方や、「ファッション流通にサーキュラリティを取り入れるというアプローチ」にはとても勉強になり、「廃棄物を減らし、より責任ある消費行動を促進する」ことにつながるという新たな気付きに繋がったという方もいました。
この講義を聞いて、「現在主にファストファッションを着用している層の消費行動を変えることだとも言え、アパレル業界の消費・生産のスピードを緩めるのに重要な役割を担う」と考えた方もいました。また、他の参加者は、「ペルソナ設定やPoC・VoDなどの概念が現場で実際に活用されているところ」を見て、「ビジネスにおけるフレームワークやテクニックを学ぶことの意義」を強く感じたとし、ファッション業界に限らない広範なビジネスの世界でも活かせる知識を得ることができたようです。
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今後も、各講義の概要や、そこからセミファイナリストの皆さんが学んだことをご紹介していきます。
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