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講師/テーマ
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講師:永田 綾 氏(環境省 自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室長/ファッションと環境タスクフォースリーダー)
テーマ:「ファッションと環境 ~デザインの力と責任~」
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講師プロフィール
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2005年環境省入省。産業廃棄物規制対策や大気汚染物質排出規制対策に関する法制度改正、名古屋議定書や水俣条約の締結、環境金融・ESG金融に関する政策・事業、プラスチック資源循環対策などを担当。2024年7月から現職。ネイチャーポジティブ経済移行の促進などを担当。ファッションと環境については省内有志のタスクフォースを2020年に立ち上げ、京都市役所への出向から戻り2024年7月にタスクフォースリーダーに着任。
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講義概要
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「デザインの力と責任」というタイトルにもあるように、これからのものづくりにおける責任、そして、デザインの力によって切り拓いていくことができる未来について、包括的な視点を学びました。まず、前提となる気候危機の現状、そしてファッション産業が気候変動に与えている状況、それに対して日本政府及び各国の政府やグローバルなイニシアチブがどのように動いているのか。また、企業(ブランドやデザイナー)と生活者が取り組むべきことは何か。こうした状況を制約として捉えるのではなく、これからのものづくりの基本ルールとして認識し、その中でいかに自分らしくプレーしていくことができるか、という重要性を共有しました。
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学びとなったポイント
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受講したセミファイナリストと昨年の受賞者の学びとなったポイントの一部をご紹介します。
「EUのファッション産業における持続可能性への取り組みについて、常に最新の情報を得ることができますが、日本の状況を知ることができたのはとても有益でした。」と、ヨーロッパからの参加者ならではの感想が寄せられました。「主な課題は共通していると認識できたからこそ、私たちはともにより良い未来を築くことができるのだと理解しました」との感想もあり、グローバルな視点での連携の重要性という気付きが得られたようです。
講義の中の「持続可能性の概念を理解する際に、キリスト教と仏教のアプローチを比較する」という考え方について、「キリスト教の国々では、私たちを取り巻く世界をどうにかして『コントロール』しようとする一方で、日本のような仏教国では、世界と『共に』生きようとする。」違いが、新しい視点として強く印象に残ったという方もいました。世界各国から集まっているからこそ、各自の持つ文化的背景を多角的に気付くきっかけになるのだと感じます。
また、「ただ言葉や目標を掲げるだけでなく、『なぜ』という問いを消費者を含めた周囲に発信していくこと」によって、「新しいファッション=新しい生き方の実現につながる」といった意見や、
「ファッションやデザイン、アートにおける美しさが持つ、人を惹きつける力をどうやって社会にメッセージを発信していくか」というように、表現者に課せられた課題を感じたという意見もありました。
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今後も、各講義の概要や、そこからセミファイナリストの皆さんが学んだことをご紹介していきます。
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